3月の寒冷で春物が苦戦 ルックホールディングスの1〜3月は2桁減益
ルックホールディングス本社(撮影:セブツー)

ルックホールディングスは5月13日、2024年12月期の第1四半期決算(1月1日〜3月31日)を発表した。売上高は139億3900万円(前年同期比0.1%減)、営業利益は9億3200万円(同21.2%減)、親会社株主に帰属する四半期利益は6億6800万円(同23.3%減)と減収減益だった。

主力ブランドである「A.P.C.(アー・ペー・セー)」と「マリメッコ(Marimekko)」は、新規出店を推し進めたことで店頭での販売が好調に推移したものの、3月の気温が例年より低かった影響で春物の販売が苦戦した。韓国においても3月は気温が上がらず春物が苦戦した。

こうしたことから、アパレル関連事業の売上高は143億1200万円(前年同期比1.5%減)、営業利益は9億4600万円(同27.6%減)と落ち込んだ。

生産及びOEM事業は、グループ内の売上高が減少した一方で外部受注が増加し、売上高は7億3300万円(前年同期比1.8%増)だったものの、製造費などが増加したため営業利益は3100万円(同23.5%減)だった。